断る力

断る力 (文春新書)

いつの間にか、ベストセラー作家になってしまい、私の周りでも賛否両論ある方ですが、私は、この人の意見は、理路整然としていて、分かりやすくて好きです。

AUDIO BOOKや、マインドマップなど、この人の影響で始めて、役に立ってる事も多い。

と、長くなりそうなので、続きは興味のある方のみで。

この本では、まず「頼まれた事を引き受けて、自分の時間を使い、コモディティ（汎用＝代替えの効く人）になるより、取捨選択して自分の得意な分野に力をそそぎスペシャリティ（この人で無いと駄目だと認められる人）になるべきだ、という趣旨が書いてあります。

「断る」と嫌われるのではと危惧する人も多いが、誠実に断る事によって、信頼関係が増す場合もある。それによってできた時間を、引き受けた事に対して全力投球するべし。

「信頼を損なわない断り方」の具体的なコツも書いてあります。

私自身、仕事上では、断るのが苦手な方ではなく、むしろ「無下に」断ってしまっている可能性が高いかも。

これから、残業はほぼできない状況で仕事をするので、効率が大事なんです。だから「断って」いかないといけない部分もあるだろうけれど、育児で突発的に休まないといけない可能性もあるので、逆に「断れない」状況も出てくると思う。

その時に、どちらにせよ、周りから信頼を損ないたくないんです。

全てを鵜呑みにはできないけれど、自分なりに応用して活用していきたい内容です。