女の子が幸せになる子育て
- 作者: 漆紫穂子
- 出版社/メーカー: かんき出版
- 発売日: 2008/11/20
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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「女の子」だけじゃなく、子育て全般にいえる参考になる話がたくさん載っていました。
と、長くなってしまったので、続きはお付き合いいただける方のみで♪
特に今の私に参考にしようと思った項目は以下。
・「遅くなってごめんね」→「お母さん頑張ってきたよ」
働いて、遅くなって、保育園にお迎えに行く時、どうしても「ごめんね」と言ってしまうけれど、それでは子供も、可哀相な自分という意識を持ってしまう。「頑張ってきたよ!」の方が、お母さんを応援しようという気持ちになる。
・自分で選択させ、じぶんで責任をとらす。
ランドセルの色から自分で決めさせ、後でイヤだと思っても、「自分で選んだ」ものだと、子供は納得する。
選ぶ自由と、その責任は、1セットだという事を小さい頃から、徐々に学ばせる。
・ルールを決めて守らせる。時にはルールだからというのも必要。
私自身、高校の頃、留学から帰って来て「ピアス禁止」がどうしても受け入れられなかった。「誰にも迷惑かけてないのになぜ?」の理由をちゃんと説明してくれる大人がまわりにいなくて、反抗心を抱いていた。世界各地を見てきて感じたのは、ルールや「当たり前」の習慣なんて、その土地、その地域だけの狭い範囲だけ適用されること。普遍性なんてない。
そう考えている私に、躾ってできるのかな?と実はこっそり考えていたのですが、「確かにルールに普遍性は無いけれども、人が人と暮らす中において、ルールは必要である。そのルールが必要無いと思えば、ちゃんとした手続きをとって、ルール自体を変えるべき」という説明に納得。
そーだな。
自分自身が長年探していた回答の一つを見つけたようで嬉しい。子供にもルールを守りなさいと少し、自信を持っていえる気がする。
子供達が中学生、高校生になったら、是非もう一度読み返したい本です。