女の子が幸せになる子育て

女の子が幸せになる子育て

女の子が幸せになる子育て

10年間で応募者を60倍にした校長先生が著者で、「こどものやる気を引き出す生活習慣」など興味深い項目が並んでいます。
「女の子」だけじゃなく、子育て全般にいえる参考になる話がたくさん載っていました。

と、長くなってしまったので、続きはお付き合いいただける方のみで♪


特に今の私に参考にしようと思った項目は以下。


・「遅くなってごめんね」→「お母さん頑張ってきたよ
 働いて、遅くなって、保育園にお迎えに行く時、どうしても「ごめんね」と言ってしまうけれど、それでは子供も、可哀相な自分という意識を持ってしまう。「頑張ってきたよ!」の方が、お母さんを応援しようという気持ちになる。


・自分で選択させ、じぶんで責任をとらす。
 ランドセルの色から自分で決めさせ、後でイヤだと思っても、「自分で選んだ」ものだと、子供は納得する。
選ぶ自由と、その責任は、1セットだという事を小さい頃から、徐々に学ばせる。



・ルールを決めて守らせる。時にはルールだからというのも必要。
私自身、高校の頃、留学から帰って来て「ピアス禁止」がどうしても受け入れられなかった。「誰にも迷惑かけてないのになぜ?」の理由をちゃんと説明してくれる大人がまわりにいなくて、反抗心を抱いていた。世界各地を見てきて感じたのは、ルールや「当たり前」の習慣なんて、その土地、その地域だけの狭い範囲だけ適用されること。普遍性なんてない。

そう考えている私に、躾ってできるのかな?と実はこっそり考えていたのですが、「確かにルールに普遍性は無いけれども、人が人と暮らす中において、ルールは必要である。そのルールが必要無いと思えば、ちゃんとした手続きをとって、ルール自体を変えるべき」という説明に納得。

そーだな。



自分自身が長年探していた回答の一つを見つけたようで嬉しい。子供にもルールを守りなさいと少し、自信を持っていえる気がする。



子供達が中学生、高校生になったら、是非もう一度読み返したい本です。