「虚無」

虚夢

虚夢

「少年のナイフ」が面白かったので読んでみました。
少年のナイフは、少年が犯した罪、こちらは精神障害者が引き起こした罪の違いはありますが、基本コンセプトは同じです。

加害者がどういう理由にせよ、裁かれず社会に簡単に出てしまう今の法に対する被害者の憤り。


確かに。


最初のシーンが3歳の娘を公園で遊ばせている時におこった無差別殺人から始まるので、自分の日常に重ね合わせて、感情移入してします。

私ならどうする?考えてしまう一冊です。