風邪

 余裕だったのも、寝入りばなだけ。

 後は、珍しく夜中ぐずぐずいう玄武。大体一時間おきにおっぱいをあげてなだめる。

 明け方になってやっとぐっすり。


 こりゃいよいよか?と思ったけれども、朝目覚めてみると、意外にご機嫌。体温は37.3度。


 念の為、赤ちゃん用イオン水と’耳っぴ体温計’の信用度が低いので(角度が変わる度に体温がぶれる気がする)脇10秒で計れる’けんおんくん’を購入。


 帰宅後、’けんおんくん’で測定しても、大丈夫な玄武。

 
 パパの横でお座りもどき。

 


 あら、結構イケルやん、もう使い時かい?と友達から頂いた’おすわりだいすき’チェアーを出してみる。


 玄武は、ふわふわゆらゆら、気に入った様子。

 ただ、鼻水ダーダーで、’気分は上々!’とはいかないよう・・・。
          


 と、平和だったのも、3時くらいまで。
 3時くらいになって、玄武が段々ぐったりしてくる。機嫌もかなり悪く・・・。熱を測ってみると、38度。


 やっぱり・・・


 目をつけてあった小児科医院へ電話。日曜日なのでやっぱり休み。


 この間の発熱から、勉強したところによると、’発熱自体はよくある事なので、他に目立った症状が無い限り、様子を見てからの受診で問題ありません’とのことだったから多分急ぐことは無いんだろう。

 見るからに風邪だし。


 でもなあ。そうは言っても、もし、違う病気だったらどうする?夜中になって急に熱が上がったら・・・?

 玄武は、ずっと苦しそうに’うえー、うえー’と泣いているので、パパと順番に抱っこ。


 それを見てるのが辛いんよね。

 やっぱり昼間の間にできる事はしておきたい。


 と、考えて、この間’離乳食教室’の時にもらった’小児科リスト’を基に日曜日でもやってそうな所から電話をかけることにする。



 すると、2軒目、’市民病院’の救急の先生が今日はたまたま、’小児科’の先生だとのこと。

 事情を説明して、すぐに病院へ。少し待って、玄武を診てもらうことができた。


 よかった・・・。

 症状を説明し、胸、背中、喉を診てもらう。診断は、風邪。

 喉が少し赤くなってるらしい。多分、お母さんのが移ったのでしょうと。

 ・・・やっぱり。


 薬を処方してもらうが、’まだ小さいのでできれば、飲ませたくないのですが’と気になることを聞いてみる。

 先生の回答は’飲ませたくない、気持ちは分かるけれども、これから熱も上がる可能性もあるので、飲ませた方がいいと思います。熱が下がれば、薬をやめてかまいません。座薬は高熱が続かない限り使わなくて結構です。’とのことだった。

 若い先生だったけれども、こちらの身になって回答してもらえた事で安心した。

 やっぱり、病院に来てよかった。


 帰りに、粉薬を飲ませる’服用ゼリー’とベビー用氷枕を購入し、帰宅。

 だって、こないだのことから考えて、玄武に粉薬が飲めるとはとても思えないし。もしもの場合と考えて、これもチェックしていたもの。まさかこんなに早く購入する日がこようとは・・・。


 帰って、とりあえず、早速そのゼリーを使って、薬を飲ませる。ゼリーをスプーンであげる。あまーいストロベリーの香り。これ、でも離乳食の準備できてないと、使用難しいな。玄武が飲み込めたのは、半分くらい。でも、とりあえず、少しでも飲めてよかった。


 その後も、やっぱり苦しそうに泣く。ミルクは受け付けず。おっぱいとイオン水メイン。でも今回、嘔吐は無し。


 鼻が苦しそうなので、’鼻吸い器’を使うけれども、効果はイマイチ。ママが口で吸って調節するモノなのだけれども、怖くて思い切り吸えないからかもしれない。


 今日も、ぐずっては、少し眠り、ぐずっては少し眠りし、明け方やっと静かに眠った玄武でした。