三歳になった玄武

「玄武の誕生日は?」
「終わったよー」
「なんで〜?」
「一年に一回しかみんなお誕生日はないねんで。」
「なんで〜?」
誕生日明けの次の日はこんな問答から始まりました。
時間軸については、昨日は過去、明日はねんねして起きてからくらいの区分けしかまだ無い玄武に一年に一度しかないという説明を理解させるのは、難しいもんです。
結局、「いやー玄武今日も誕生日〜」とぐずって、怒られておりました。

それでも、三歳にもなったことだし、今日から何だかちょっとずつ、いや、ぐぐっとお兄ちゃんらしくなりました。めでたし、めでたし。



・・・という展開を予想していたのですが、何だかおかしい。

いやに甘えたなのです。



いつもはできる着替えも、「玄武できへん〜」
靴下を履くのも「できへん〜」
お片づけも「一緒にやって〜」
何でも「いや〜」という事をきかない。
・・・などなど。

最初は、上の「玄武、今日も誕生日〜」の続きかと思い、「もう誕生日はおしまい。玄武できるやろ」と教え、あんまり言う事を聞いてくれないので、「わがまま言ったらアカン!」と怒っていたのですが・・・。

どうやら赤ちゃんかえりらしい、と今日になって気付きました。



原因は何?


「3歳になったらお兄ちゃんやな」をプレッシャーに感じていたの?
今まで、「にぃに」として頑張ってきたのが、誕生日に思い切り甘えさせてもらって、その張ってた糸が切れたの?
それとも、もっと遡って、花梨が生まれたことに対する「赤ちゃんかえり」?


・・・遅っ



花梨を出産後は、覚悟していたのですが、全くその徴候がなかったので、安心していたのです。それなのに、こんなとこでいきなりのご登場!

いや、全然登場して欲しくなかったんだけどね。

いずれにせよ、玄武からの何かのサインなんでしょう。

うーん、育児マニュアル通り、とにかく玄武にもっと「手をかけて」「甘えさせられるだけ甘えさせて」あげればよいのかな・・・。


頭では分かっているつもりでも、花梨にかまけて忙しいとつい、本気で腹が立ち、「できるやろ!玄武!」と言いたくなってしまうのです。

誰か、母さんに、天使の心を!天使の羽を!天使のもち肌を!!!・・・!?


はぁー。この赤ちゃん返り、なるべく早くのご退場、切実に望んでおります。




《花梨》
先日、花梨の初笑いがありましたが、今日は花梨、初めて声を出して笑いました。

みんなで、いつものようにベットで、遊んでいると、突然「キャッキャッキャッ」との笑い声。

えっ花梨?

「花梨だー、花梨ちゃんが笑ったー、はははー、花梨が笑ったー」と嬉しくなって、みんなで大笑い。

それを、見てまた花梨が笑う・・・。

キター。うちにもやってきました。エンドレス「笑いのスパイラル」

キャッキャッキャッ・・・あはははーキャッキャッキャ、あはははー何とも平和なスパイラル。


こちらの登場は、随時受け付け中でございます!


《今日の写真》
今日もいつもの図書館前で遊ぶ。

 キャッチボール

 それボールじゃないよ、花びらだよー。
 電車とチャリ少年(パパ撮影)

 桜、もうすぐ散りそうです。


パパもちゃーちゃんも、一眼レフに夢中です。