ゴールデンスランバー

ゴールデンスランバー

おもしろい。同じく伊坂氏の「鴨とアヒルとコインロッカー」は読むタイミングが悪かったのか、最後まで読んでいないのだけれど、これは、エンターテイメントとしてよくできた作品だと思う。
現在、過去、また過去、違う過去と、それぞれの人物を中心にして、時間を超えて、ストーリーが語られていく・・・。どうなるの?なんで?とはらはらしながら、次々読み進んでいきました。
主人公以外のまわりの登場人物も個性的で、印象的。ビートルズのこの曲、私にはどの曲か分からなかったけれど、聞いてみたくなった。

電車に乗り合わせた人達の人生を、短編として綴った作品。でも、ひとつひとつの話が、独立しているようで、どこかで繋がっていて・・・。
自分もかつて、このあずき色の阪急電車に乗って通勤していた事があっただけに、情景が目に浮かぶようでした。
電車に乗り合わせた人々って関わらなければ、風景とたいして変わらないと思う。極端に言えば、窓から見える山や川と同じとも言えるのだけれど、実は、それぞれに人生があって、考えることがあるんだな。今は車社会に暮らしているので、滅多に電車に乗らなくなってしまったけれど、今度乗る時は、乗客を見てふと想像を逞しくしてしまいそうです。読み終わった後、ほのぼのした読感が残ります。

[rakuten:book:11987454:detail]
鳥取の旧家に生きる三代の女達の話。少し伝説めいた不思議な話。出身地鳥取が舞台だっただけに、この本に登場する訛や、気候などが想像しやすく、感情移入できた。
「山の人々」はとても興味深い。関連書籍読んでみたい。


「子どもの絵」で雑貨を作ろう

「子どもの絵」で雑貨を作ろう

エプロン作りの参考にした中の一冊。
子どもの絵を形にするアイデアをもらいました。
中は、子どもの絵で作った便箋や、テーブルマット、ポーチなど、可愛い作品でいっぱいです。


[rakuten:book:11999329:detail]
こちらも、今回エプロン作りの参考にした中の一冊。
「裁縫が得意じゃない」作者が「こんなのが欲しいと思ったら、躊躇せず、失敗したら、それから考える。悩む前にまず行動!」と作った作品が並んでいます。
そうかー、そうなんだ。そんな方針でいいんだ。そりゃ私の性格にあってるかも!
「作る」事へのハードルをものすごく低くしてくれる本。
子供との生活のきらきらを閉じ込めたい!「曲がりくねろうが、ちょっと歪だろうが、それが、今を閉じ込めた母さんの味」という言葉にとても勇気づけられます。
さあ、また何か作ろうかな!