証し、扉は閉ざされたまま

証し (幻冬舎文庫)

育ての親の気持ちは、伝わらなかったんだろうか。ほんの少しでいいから、分かっていたら・・・。と切なさが残る本でした。
でも同じ作家の「償い」にも言える共通点としては、少年の心って、そんなに歪んでしまうものなのだろうか？という点。
大ファンになった訳ではない作家だけれど、次、新作出たら、また読んでみようかと思います。

扉は閉ざされたまま (ノン・ノベル)

それで人を殺すの？殺さへんやろ、ってのが感想。
うーん、理論バトルはそれなりに面白かったけれど・・・。私としては不満が残る作品。
大体、洋館にみんなが集まって殺人が起こるってよくある設定があまり好きではないのよ。現実離れしすぎてて。
でも、映像化、主人公に黒木メイサははまり役かも。

久しぶりに本読む時間できました。
嬉しい限り。