[ホン] 20世紀少年

母、本も好きですが、漫画も好き。でも、いつもは自粛してるんです。
なぜなら、一度読み出すとどっぷりはまって、全てを放棄して、終わるまで、読み続けてしまうから。

本も面白ければ、歯止めが聞かないのですが、漫画はもっとひどい。

てな訳で、長い事自粛していたこの漫画だったのですが、家にいる時間が長い今なら何とかなるだろうと読んでみました。

20世紀少年―本格科学冒険漫画 (1) (ビッグコミックス)

20世紀少年―本格科学冒険漫画 (1) (ビッグコミックス)

映画にもなり、ヨーロッパでも何だか賞をもらってるこの「20世紀少年」、かなり期待して読んだのですが、期待裏切らず。
「MONSTER」の時も、「MASTER キートン」の時も、「パイナップルARMY」の時も思ったが、この作者の世界はどれだけ広くて、そしてどれだけ奥が深いのでしょうか。

少年が書いた「よげんの書」が現実に!

そんな荒唐無稽にも思える設定なのに、科学の力、人々の何かを信じたいと思う力によって、だんだんと「現実になってもおかしくない」と思えてきます。

そして、謎は、解けたと思えば、また新たな謎へ。

ページをめくるのももどかしく、読み耽ってしまいました。

最後の最後だけは「へ?そうなん」となりましたが、全体を通して、これは日本の文化と堂々と世界に誇れる作品だと思う。

最近、大阪にある「太陽の塔」がこの作品の映画化されたのに伴い、「ともだちの塔」に変わってるらしいのです。

さほど、遠くないし、見に行く機会ないかな・・・。見に行きたいな・・・。

[モラタメ]
モラタメ、たくさん頂いているのに、記事さぼってます。
今日はまとめて、いってみよ!