外の顔
家ではよく玄武が泣いてる姿を目にします。
こないだは、夕飯時急に指を鼻に入れながら、大泣きし始めたので、「何事!?」と思ったら、どうやら小さい虫が鼻の穴に飛び込んだらしい。
そりゃ泣くか。
母もそーいや、小さい頃、親戚のうちにぶら下がってたハエ取りにハエと一緒にくっつきそうになって泣いてたもんな。
これは恐怖。
その前は、何か虫の話をしてる時かな、「生きてるものは、みんな死ぬんよ」と話をしていたら、
「玄武も死ぬん?」と聞くので、
「人は大体まあ100歳くらいまでに死んじゃうよ。玄武はまだ5歳だから、まだまだまだまだ先だけど、いつかはね」
と、教えると、泣きじゃくり始め、しばらく、止まらず最後は、母にしがみついてました。
こないだまで、そんな話してもピンと来なかったのに。
初奴〜!と愛しくなり、母もぎゅぎゅーっとしばらく抱きしめてました。
感受性、うちの畑のトマト並みに育ってる?(最大級の褒め言葉)
伊達に体重も19キロ越えてる訳ではありません。(あんま関係ない。
まっでもそんな事情は特別で、いつもは、作ってた広告の折り紙が壊れた(また作ったら?)花梨ちゃんが押しちゃった(その前に必ずちょっかいかけてる)と言っては、ぴーーぴー泣いてるんです。
ただね、こないだ園舎掃除に行って、担任の先生とそんな話してたらびっくりされた事に母びっくり。
「玄武君が泣いてるとこなんて見た事ない!」
あら?そう。
「それに好き嫌いが全く無いですよね〜。赤ちゃんの頃からですか?」って聞かれました。
は?誰の話?
いやいや、話せば長くなるけれども、3歳くらいに野菜を食べない玄武にどれだけ力を入れて野菜を食べさそうとしたか・・・。(んで、母逆ギレね)
5歳児とはいえ、外の顔とうちの顔にはこれだけ差があるのか?
30年後には、外ではビシッと、家に帰ったら、「僕頑張ってきたでちゅ♪」なんて、嫁に甘える大人になって欲しいもんです。(もちろん嘘
「んべ〜」
一方未だ家では、あまり野菜を食べない花梨。
玄武の例もあるし、一応きのこは大好きでよく食べるし、まっ焦らなくてもいいかと思ってるんですが、離乳食、2番目だからとあんまり手を抜きすぎて失敗した感があるので、食事の度に、野菜を薦めてるんです。
が、全然食べてくれない。
なのに!
連絡帳には、「今日は、プチトマトが苦手なお友達に、『おいしいでぇ』とすすめてくれ、自分もパクリと食べてくれました」と書いてありました。
プチトマトなんて、家で口にしたこと無いじゃないのよ〜!
恐るべし外面の良さ!
腹は黒くなりませんよーに。(ちなみにアンパンマンキャラで一番好きなのは、バイキンマン!)
ちと、怪しい。)
でもね、花梨は、休日なんかにちょっと外に出かけて帰ってくると、一目散に飛んできて「ちゃーちゃん、どこ行ってたん?花梨ちゃんな、プリン食べたんやで」とたくさん話をしてくれるのよ。
恐れていたイヤイヤ期も、意外にひどくない。
ってか、2番目だから気になんないだけかも?
でね、最近よく使ってくれる台詞が「ちゃーちゃんだーいしゅき!」
デヘラ〜。
まっプチトマトも、外で食べれてたらよしとするさ。
って、これが計算だったら、どーしましょ。母、もう手の平で転がされぱなしです。(まっパパの方が当然、ゴッロンゴロン回されてますがね)
さて、もうええっちゅーねん、と言われそうですが、最後に母の飲み会の話。
こないだ、シンガポール駐在に行ってた母同期が帰ってきたので、駐在経験者が集まって、OB会を大阪で行いました。
母は、行けないはずだったのですが、ちょーーど、本社への出張が入ったので、せっかくなんで、GO!GO!ひろみ!
シンガポール&バタム(インドネシア)って、日本人滞在者少ないんです。
だからこそ、同じ経験をした者として、「同じ釜の飯を食った」的な親近感があります。(正確には行く時期が違ってて、現地で一緒に仕事してなかったりするのですが)
インドネシアの単語なんかも飛び交います。
二軒目のカラオケでも、中国語の歌ったり。
もちろん、「天城越え」「Gold Finger 99」(ひろみGOのあちち〜♪ね)「バンザイ、君に会えてよかった」なんて、母世代?の曲が多かったですがね。(平気で20年くらい前の歌です
みんな、責任は重かったけど、やりがいがあって、充実してたあの暑い国を思い出してたんでしょう!
おかえり〜!salamat pagi!(インドネシア語でおはよ〜。その場では、母以外ちゃんとみなさん乾杯〜って言ってました)
また集いましょう。同志達!
同期殿。日本に慣れるまで公私ともしばらく時間がかかるとは思いますが、あなたなら、あっと言う間に、それこそ、まわりの人達を手のひらでごろん、ごろんと回せるでしょう(笑)体調崩さずがんばって〜。
と、もちろん、嫁カードのポイントは貯まる訳がなく・・・(取り崩す一方で!)
すんません、パパ。
まあ、しばしこれで飲み会の計画も入ってないし、ちょっと落ち着いた生活を送ることにしまーす♪